猫のように暮らしタイ

タイでの「暮らしを愉しむ」ささやかな私の日常を猫のように気ままに綴っていきます。

プラトゥーナムのミャンマー料理「KALYANA RESTAURANT」

f:id:nekokura:20230319124812j:image

今回はプラトゥーナムにあるミャンマー料理レストラン「KALYANA RESTAURANT」に
ディナーで行った時のことを記事にしたいと思います。

バンコクでもミャンマー料理の屋台やレストランがいくつかありますが、そんなに数も多くなく、ちゃんと食べる機会がなかったので、すごく楽しみにして行ってきました。

 

 

ミャンマー料理「KALYANA RESTAURANT」の場所

最寄り駅はエアポートリンクのラチャプラロップ駅、そこから歩いてすぐです。

ミャンマー料理「KALYANA RESTAURANT」の店内の様子

f:id:nekokura:20230319130833j:image

テーブルや椅子がダークカラーで落ち着いた雰囲気です。
事前にきちんとテーブルセッティングされており、ミャンマー料理レストランの中でも高級感があると思います。
客層は多国籍で、この写真を撮った後もお客さんがけっこう入っていましたが、白人の方が多いように感じました。

店員さんも多国籍でミャンマー、インンド、白人で、みなさん英語を話します。
私たちの席のオーダー担当してくれたミャンマー人の方もタイ語が話せず英語でした。

土日の夜は生演奏があるようですが、私たちは金曜日の夜だったので生演奏はありませんでした。

以前何回かお店の前を通り過ぎた時は、白人の方たちが演奏をしていて、店内はお客さんでいっぱいだったので、土日の夜に行く場合は、席を事前に予約した方がいいのかもしれません。

また、生演奏がある日は照明が落とされていて、キャンドルライトのみのような感じなので、外から見るとバーのような雰囲気になります。

実際私は、「ここにバーなんてあったっけ?」と思ってグーグルマップで調べたらミャンマー料理レストランだったのでした。

照明が落とされると雰囲気も一層よくなるので、土日に来店するのもおすすめですが、ゆっくり会話をしながらディナーを楽しみたい方は平日の来店がおすすめです。
お店自体は8:00~営業しているようなので、ランチに来てもいいと思います。

 

ミャンマー料理「KALYANA RESTAURANT」のメニュー

f:id:nekokura:20230319133519j:image

メニュー写真がライトで反射してて見づらくすみません。

ミャンマー人のスタッフさんに、おすすめを聞いたら、まずは左ページ上の「Southern Myanmar Authentic Mon Set 275THB」を勧められました。

魚のスープ、ミャンマースタイルの天ぷら、ミャンマーカレーなどなどと、レモングラスジュースと緑茶がセットになっています。

迷った時にはセットメニューもいいですよね。

f:id:nekokura:20230319134527j:image

ミャンマースタイルの天ぷらメニュー 80THB-

サモサや揚げ春巻き、マッシュポテト、コーンなどの天ぷらです。

日本の天ぷら粉とは違い、衣はアメリカンドッグのような厚めの衣です。

f:id:nekokura:20230319135301j:image

左サラダメニュー70-95THB

右ライスメニュー80-120THB

珍しいもので、「Tea leaf salad 90THB 」や、「Ginger salad 85THB」がありました。

ミャンマー人スタッフさんの一押し、お茶のサラダ、ティーリーフサラダをオーダーしました。

左ページにも、お茶を使った「Rice and Tea leaf salad 120THB」があり、こちらはチキンやナッツ類、ベジタブル、ライム汁などが入っているようです。
日本で言う混ぜご飯、タイで言うカオヤム的なライスメニューなのかな。それとも炒飯?ライムが入ってるのでさっぱりしてそうです。こちらもミャンマーではポピュラーなメニューなんだそうです。

f:id:nekokura:20230319141449j:image

左ヌードルメニュー80-90THB

右スープメニュー50-280THB

麺は、日本でいう素麺、タイでいうセンミーのような細い米麺や、うどんのような麺もありました。

スープはフィッシュスープやバンブースープ、ベジタブルなど様々。

f:id:nekokura:20230319142230j:image

左ドリンクメニュー45-80THB

右ヌードルメニュー130‐200THB

ミャンマーの紅茶「Burmese tea 50THB」はぜひ試してみたいですね。

その他、コーヒーやミルクシェイク、フルーツジュースなど豊富です。

ビールは、ドリンクメニュー内にはありませんでしたが、ミャンマーの生ビール、シンハー、チャーン、ハイネケンの大瓶がありました。
ドリンクメニューはちゃんとしたレストランなのに、リーズナブルですよね。
お茶で利用するお客様もいそうですね。

他にもたくさんメニューがあったので、迷ったらスタッフさんにおすすめを聞きながら決めるといいと思います。丁寧に接客してくれました。

 

 

ミャンマー料理「KALYANA RESTAURANT」実食

f:id:nekokura:20230321161755j:image

Shwe Beer
ミャンマーで初めてクラフトビールを導入したブリュワリーが製造・販売しているそうです。原材料にこだわった地ビールを製造している醸造所で、最高品質の麦芽とホップを使用したゴールドビール。
香りがよく、飲みやすくてホワイトビールの味わいでした。
私はベルギーのヒューガルデンがとても好きなので、このビールもとても好みの味でした。
グラスもちゃんと冷えていて、キメ細かい泡立ち、とても美味しかったので、ぜひぜひお店で飲んでみてください。

隣に映っているおつまみと相性抜群でした。おつまみはなくなると足してくれました。
サービスのようです。

f:id:nekokura:20230321165228j:image

Tea leaf salad 90THB

ミャンマーのお茶のサラダ。
お茶は「ラペソー」という発酵させた茶葉だそうで、ミャンマーではこのお茶のサラダを「ラペットゥ」と呼ぶそうです。
ミャンマーではこのラペソーを自宅やお店などでおやつとしても食べるみたいで、まさにミャンマーの国民食ですね。

ミャンマーではお茶を食べる文化があるなんて、こんな近くのタイに住んでいても知りませんでした。世界の食文化は様々で面白いですね。
実は以前、チェンマイでお茶のサラダを食べたことがあって、普通の食堂のメニューにあったんですけど、よく考えてみたら、チェンマイはミャンマーの国境が近いし、ミャンマー人の方が経営している食堂だったのかもしれません。タイ語では「ヤム・チャー」と呼んでいました。

刻んだキャベツにナッツ類、トマト、干しエビ、ニンニク、青唐辛子、ライム汁が入っていて、これをナンプラーとオイルで和えているようです。

タイのソムタムと似ていますが、ソムタムはキャベツではなく、青パパイヤを使用し、調味料は+パームシュガーを入れますが、ミャンマーのお茶サラダはパームシュガーが入っていない分、さっぱりしており、やみつきになる美味しさ。
キャベツは硬めでシャキシャキした歯ごたえがあるので、それもこのサラダの美味しさを引き立てています。

ライムを多めに絞ると尚一層お美味しかったです。
これもビールのお供に最高でした。f:id:nekokura:20230321174208j:image

Mutton Potato Curry 280THB

ミャンマーの羊肉カレー。羊肉だって気づかないほど、臭みがなく食べやすかったです。
ミャンマーのカレーの特徴は、油を多めに使用することだそうで、ニンニクや玉ねぎ、トマトなどの野菜、そして大ぶりの肉類にスパイスを入れて多めの油で炒め、更に水を入れて煮込むようです。
あとはナンプラーも使います。
多めの油でよく炒め、その後煮込むので、野菜はとろとろのルー状になっています。
最後には大ぶりのお肉と油が残り、こってりしているのがミャンマーカレーの特徴のようで、確かに味がしっかり、こってりしていました。
インドカレーの影響も受けていると思いますが、インドカレーほどスパイシーではなく、味はどちらかというとマイルドでお肉もホロホロで食べやすかったです。

f:id:nekokura:20230321183321j:image
Spiced Mashed Potato Tempura 80THB

ミャンマーの天ぷら。現地では、「アチョ」というそうです。
衣には米粉を使用しているそうで、揚げる時間が長く、カリッとしたクリスピーな食感です。

中はカレーのスパイスの効いたマッシュポテトで、これもミャンマーでは一般的な食べ物だそうです。
タイも揚げ物が大好きですが、ミャンマーも揚げ物が好きなんですね。
色々な種類の天ぷらがありました。
一つ一つにボリュームがあり、中にたっぷりマッシュドポテトが入っていたので食べ応えありです。
天ぷらの隣のソースも一緒にサーブされたのですが、これはなんのソースだったのかなぁ。酸味があったので、おそらくタマリンドソースじゃないかと思います。
食べきれなかった分は、お店のスタッフの方が残りをお持ち帰り用に包んでくれました。
f:id:nekokura:20230321184549j:image

Kalyana Nan Gyi Touk 100THB

ミャンマーの混ぜうどん、ナンジートゥッ。
ネットで調べたところ、日本のうどんのような太さのライスヌードルに、チキンカレーを混ぜてある、と書かれてありました。
その他、ローストしたヒヨコ豆を砕いた粉も使用されています。
メニュー名に店名が使われているように、Kalyana Restaurantの看板メニューの一つだそうで、このレストランでは、タマリンドソースが使われている、オリジナルのようです。
ココナッツミルクが使用されているようなマイルドでクリーミーな味わいでした。
たっぷりのライムを絞って食べると美味しいですよ。

ミャンマー料理「KALYANA RESTAURANT」まとめ

f:id:nekokura:20230321195024j:image

3人で5品(上記以外に天ぷらメニューをもう1品頼んでます)とその他ドリンクを注文してお会計は1,300バーツほどでした。
スタッフの方も丁寧な接客でお店も雰囲気が良く、清潔です。
こうして記事にしてみて改めて自分たちがオーダーしたミャンマー料理について調べてみると、茶葉を食べる文化であったり、日本のうどんに似たヌードルメニューがあったりと、色々と知れて楽しい体験になりました。
この記事で紹介したメニューはほんの一部で、他にもメニューが豊富にありましたので、ぜひお店に足を運んでみてください。
日本だとミャンマー料理レストランは高いと思いますので、タイに観光に来てミャンマー料理を食べるのもありだな、と思います。

最後に「ミャンマー料理繋がり」ということで、以前オートーコー市場でミャンマー料理を見つけて食べた時の様子をYoutubeに投稿しています。
よろしければ、こちらの動画もご視聴いただけたら嬉しいです。

ミャンマー料理「KALYANA RESTAURANT」基本情報

住所
110 Ratchaprarob rd phaya thai, Ratchathewi, Bangkok 10400

電話
 094 809 8885

営業時間
8:00-23:30(朝食8:00‐11:00)

H.P

https://www.facebook.com/KalyanaRestaurant/


Google Map

goo.gl